部屋探しで最も重要な家賃とその他のコスト。 日本では、敷金に礼金などがありますが、ドイツではどのようなものがあるのか紹介していきたいとおもいます。 また、インターネットや電話、テレビ、そして、電気代や水道代、ガス代について、知っている範囲でご紹介したいと思います。

部屋を借りるのにかかるお金です。

Kaltmiete -毎月の家賃
Nebenkosten -追加費用
Heizkosten - 暖房費
Gesamtmiete -総賃貸費
Kaution - 保証金
Provision - 仲介手数料

Nebenkosten - 追加費用

そのアパートによって違いますが、電気代やガス代、水道代、ゴミ取集費、共有部分の電気代や掃除代などです。日本で言う、管理費のようなものです。電気代、ガス代、は含まれていないことも有るので、どこまで含まれているのか確認する必要があります。もし、電気代、ガス代が含まれていない場合は個人的にそれぞれの会社と契約が必要になります。

Heizkosten - 暖房費

ドイツでは冬が長く寒いのでほとんどのアパートでセントラルヒーティングが付いています。その為、暖房費として家賃とは別に請求されます。この値段はアパートで一定に決まっている場合もあれば、使った分だけを払う所もあります。使った分だけを払う場合は以前の住人のその前の年にどれだけ暖房を使っていたかによって、値段が変わります。その後、一年間でどのくらい実際に使ったかを計算し、使った量が以前より少なければお金が戻り、多く使っていれば、追加で支払います。そして、翌年は自分実際に一年間で使った分を12ヶ月で割り、一ヶ月ごとに支払い、また1年後に調整し使った量が少なければお金が戻り、多ければ支払います。部屋の広さと建物の断熱性により、エナジー需要も変わるのでその点も注意が必要です。

確認が必要な点としては、窓が新しいものがインストールされているかです。00年以上前の建物も多いドイツですが、暖房効率のため窓枠は新しいものに変えてことが殆どです。古いものであったり、空気が少しでも入ってくるような窓の部屋は断熱効果が少なく、暖房費がかさむので避けたほうが良いでしょう。

また、セントラルヒーティングの設備は↓の写真のように窓の下に暖房器具が付いています。 暖房費を安く済ませようと、使わない部屋の暖房を切っていると暖房の中が凍結してしまい壊れてしまうことがあるので、使ってない部屋でも必ず低めに暖房はつけておく必要があります。もし暖房を切っていて凍結で壊してしまった場合、多大な工事費を請求されることになるので注意が必要です。

Gesamtmiete - 総賃貸費

上記にある純家賃と追加費用、暖房費を足したものにあります。ここの値段が毎月家賃として実際に支払う値段です。

Kaution - 保証金

日本でいう、敷金や保証金です。

Provision - 仲介手数料

仲介業者への手数料です。不動産屋さんを通して部屋を見つけた場合、不動産屋さんに支払う手数料です。だいたい、純家賃X2.38分を請求するところが多いようです。この純家賃X2.38は法律で決まっている限度額なので、これ以上を請求された場合は、法律違反であることを指摘する必要があります。 また、今年から単純に部屋を借りる人に手数料の支払いを求める事が出来なくなりました。手数料の支払いをする必要がある人は不動産屋さんへリクエストをした人が支払う義務があるという見方から、もし大家さんが不動産屋さんへ行ってこの部屋を貸し出したいので住みたいという人を探して欲しいと依頼をした場合、大家がこの手数料の支払い義務があるとみなされる。逆に部屋を探している人が、部屋を探しているので見つけて欲しいと依頼しに行ったら借りる側が支払う義務があるということです。

その他に必要なものも見てみましょう。
電気、ガスの契約

毎月の支払いの追加費用に電気代やガス代が含まれていない場合は別途それぞれの会社と契約が必要になります。その場合は家の広さや家族の人数からだいたい使う量を把握し、暖房費と同じように、毎月決まった料金を支払い年度毎に調整します。次の年からはその前の年に使った一年間の料金を12ヶ月で割った月平均の額を支払うことになります。

テレビ、インターネット、電話

テレビは日本と違い、ケーブルテレビを契約するか丸いアンテナを自分で買って窓の外につけるかのどちらかになります。どちらも有料です。うちの場合は、追加費用の中にテレビのケーブル代が含まれていたので、そのままただテレビを繋げるだけで見ることができました。その点も確認が必要になります。

また、インターネットもケーブルテレビが同じ回線を使って提供していることが多いので、ケーブルテレビが付いていた場合、インターネットも一緒に確認してみましょう。また、インターネットと一緒に家の電話も提供しているようなのでその点も確認してみてください。

家賃の値上げ

日本のように、2年毎に更新といったものがないため、物件によっては1年毎に家賃が上がるものや、1年毎に値上げし、その後5年後以降は値上げない物件、値上げについては何も規約がない物件の3種類があります。

この中で一番用意ものは1年毎に値上げするが、5年後以降は値上げがない物件でしょう。住む前から、最大でいくらまでなるのかが把握できることと、長く住んでいても5年以降は値上げがないのが嬉しいですね。

一番怖いものが、値上げについて何も規約がない物件です。何もない限り家賃の値上げもないのでいいのですが、急に家賃が値上がりする場合もあります。また、何も規約がないので急激に高くなる心配もあるので注意が必要です。ただ、あまり長く住む予定ではない方にはオススメかもしれません。

その場所にどのくらいの期間住むのかなどを考慮し、家賃の値上げも気にして部屋を探すと後が楽かもしれませんね。