5月1日はメーデー(May Day)と呼ばれる、労働者の日(Labour Day)です。



ベルリンでは毎年、左翼・極左翼にる大きなデモ活動が行われる。

数年前まではベルリンのKreuzberg(クロイツベルク)で行われるこのデモはとても過激で危険なものでした。この日に外を歩くのはとても危険でした。多くの人が外出を控える、そんな日だったのです。



近くにある商店のウィンドーなどは割られ、ものが盗まれたり、負傷者も多数出ることで有名でした。
事実、今年も日本大使館は警告メールを配信し、5月1日にはクロイツベルクには近づかないように注意を促しています。
ですが、そのデモ活動も最近では落ち着き、過激なデモ行為も見られることが少なくなったと言います。


デモとは対照的な”My Fest”

すぐ近くではデモとは対照的な”My Fest”と呼ばれるストリートフェアが行われます。 これは平和的な音楽イベントですが、政治的なイベントでもあり、多くの政党がブースを出したりもしています。



一部ではデモのイメージが強いMay Dayを変えようとして、 このようなイベントを同じ日に行うようになったのではと言われています。
ストリートフェアであるため、アパートが立ち並ぶ街中に仮設ステージが建てられ、そこで多くのミュージシャンが入れ替わり立ち替わり演奏します。
人が多く住む街中で、こんなに大きなスピーカで大音量で演奏して誰も文句を言う人がいないのか気になりましたが、 近隣住人もこの日だけは道端にお店を出して手作りのケーキやお菓子、料理を販売することができるようになっています。近所に住む子供達がお母さんと作ったケーキを売っていたり、ご夫婦が自分たちの郷土料理を提供していたり、訪れる人だけでなく、近隣住民も違う面で楽しめる工夫がされています。
下記写真は近所に住む日本人の女性がお寿司とカレーを販売している写真です。





また、この付近にある、レストランやバーもイベントに来る人たちで大繁盛!
このように近隣住民や商店にもイベントを行う利点を持たせることで住民も楽しめるイベントになっているようでした。

My Fest場外でも路もパーティー

このMy Festのイベント会場をちょこっと外れると、そこは多くの若者が道端でパーティーを楽しんでいました。




Barの窓から大きなスピーカを外に出せば、屋外パーティーの始まりです。





歩行者天国になっていることをいいことに、音楽さえあれば、すぐに人が集まりパーティーが始まります。そして、人が集まればBarの売り上げも上がるため、多くのBarがスピーカーを外に出し、人を集めるのです。

あまり良いイメージのなかったMay Day

従来はあまり良いイメージのなかったMay Dayですが、最近では楽しいイベントのイメージが変わりつつあるようです。
とは言うものの、毎年デモ活動も行われていることも確かです。 5月初めにベルリンへ遊びに来る際は、デモではなく、My Festで平和にベルリンの春とミュージック、そしてビールをお楽しみください。