天蓋付きのベッドってあこがれますよね・・・

天蓋付きベッド

でも、この天蓋付きベッドを始めて見た時、変だと思いませんでしたか?

だって、家の中なのに屋根がついてる...

「室内なのに屋根って!!」って思いませんでしたか?

私は始めて見た時に、即そう思いましたが、おそらく豪華な装飾の結果がこうなったのだと勝手に解釈して深く考えずにいました。

ですが、先日イギリスの家具について書かれた本を読んでベッドになぜ天蓋が付いているのかがやっと分かりました。

中世のイギリスでは、マナー・ハウスと呼ばれるような大きな家でも家族も使用人も生活を全てがホールと呼ばれる大きな一つの部屋で過ごされていた。

そして、そのホールと呼ばれるものがこんな感じ↓↓↓

中世の家

そして、主人や家族だけが、この天蓋付きのベッドで寝ていた。

また、当時はまだ暖炉が無く、床も張られていない土間の中央で薪を燃やして暖をとっていました。煙は屋根の中央に設けた穴から祖度へ出るようになっていたのですが、やはり屋根には煤(すす)が溜まり、ホコリと一緒に落ちてきます。ですので、寝ている間も煤とホコリは落ちてくるのでそれを防ぐ為にベッドに天井をつけたということです。

また、同じ部屋で他の家族等も一緒に寝ることからプライバシーを守るためと保温、遮音のために厚地の毛織カーテンを天蓋から下げたのが始まりだと言うことです。

最近では一人ひとりに部屋が与えられるようになり天蓋は煤よけや保温、遮音の機能を取り除いたベッドの装飾として今に残ったと言うわけです。

この解説を聞いて思わず「なるほどー!!」とうなずいてしまいました。

確かに、口を開けて寝てしまう人もいるので、そんな時に煤が落ちて来たら嫌ですもんね!!

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